Ryzen 7 1700 + GTX 1600 部品選択編

写真編集や動画編集で待たされない,ハイエンドなPCが欲しくなりました.

時は2017年春.AMDからマルチコアで低価格なRyzenシリーズが発表された頃.
このシリーズを使ったPCを自作します.

選んだCPUはRyzen 7 1700.PC watchやItmedia,すでに購入した方々のサイトを参考にして,性能と価格との折り合いを付けた結果,この選択になりました.できるだけ安くつくることも忘れてはいけません.

もうひとつ,早い段階で決めていたのがケースです.FractalのDEFINE R5.
2012年と少し前に売り出されたケースですが,静音性と拡張性で高評価を得ています.

マザーボードのチップセットをどれにするかは最後まで悩みましたが,グラフィックボードを2枚挿すことはないだろうという結論に至り,B350にしました.

後日談.SATAポートが6つなのは拡張カードでなんとかなるだろうと考えていました.組み上げて起動すると,SATAの拡張カードが起動時間の律速となることが判明し,X370でも良かったかなと思っています.

グラフィックボードはGeforce GTX 1060にしました.重たいPCゲームをする予定もなく,各所のBTO PCを見ると写真や動画の編集用PCは,1060か1070を選択しているものが多く見られたのでこの選択にしました.

起動用ドライブはもちろんSSDです.Let’snoteでSSDの速度を体験して以来,SSDでないPCは考えられなくなりました.今回はLet’snote CF-RZ5でも採用されているM.2を取り入れました.

データドライブは,余っているHDDを使用します.中には10年に達しようとしているものもあるので,そのうちに交換を考えなければなりませんね.ややリスクもありますが,Windows10の記憶域プール(ReFS)で冗長性をもたせます.

メモリは,8G✕2=16GBにします.Ryzenはメモリの相性問題が高頻度で出現するようなので,メーカー推奨の仕様範囲内にしました.オーバークロックはAdvancedな内容として今後機会があれば試します.

主要なパーツに目処を付けて,msiの電源容量計算機で必要電力を求めると332Wとなりました.多少の余裕と今後の拡張性とを考慮して,電源は650Wとしました.GoldにするかBronzeにするかを悩みましたが,価格に負けてBronzeを採用しています.

次回,組立・起動編です.

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