せっかく上級ハム(※ハムはアマチュア無線のことです)の免許をとったので,モールス信号による交信をしたいと常々思っております.しかしながら,聞くのも打つのもからきしダメダメなので,電波を出すには至っていません.実践で練習するのもひとつの手ですが,まずは多少なりとも自信を持ってモールス信号を打てるようになりたいと,練習機をつくることにしました. まずは,Google先生に聞いてみよう!!
というわけで,ブレッドボードで実験開始です.
タイマーICで発信させると簡単にできるようですが,それでは矩形波になってしまうようなので,きれいなサインカーブを出すべくツインT型発振回路を試すことにしました.
で,手持ちの部品でちゃちゃっと組んでみました.まぁまぁきれいなサインカーブになりました.こんなときにオシロスコープがあるととっても便利です. 発振周波数を変えられるように定数をいじりました.
私,ケースに入れるのが非常に苦手でして,放っておくとむき出しの基板のままになってしまうので,さっさとケースを買ってきて入れてしまうことにしました.手の大きさくらいのケースです.
完成!!発振周波数は400Hzから1,500Hzくらいです,ボリュームもついています.スピーカを付けたところに開けた穴が少しずれているのはご愛嬌.インパクトドライバーで穴あけしたので... スピーカーとイヤホンを両方使いたかったので,スイッチ機能付きのイヤホンジャックを探したのですが,地元にはなかったので,東京へ行ったついでに千石電商で買ってきました.
イヤホンからも出力したかったのは,このようにPCにつないでモールス信号をデコードをしてみたかったからです.DigitalSoundCWというソフトを使わせていただきました.
CQ CQ…のところが私の打った符号をデコードしたものです.少しの文ですが,きれいにデコードさせるために10回ほど繰り返しました…要練習… 初心者は,縦振り電鍵よりもエレキーのほうがリズム感の練習になっていいといいますが,私にとって電鍵といえばストレートキーなので,これである程度きれいな符号が打てるようになるまで練習したいと思います.