Let’snote CF-S9が私のもとにやってきてから約4年半.この前書いた記事で「まだまだ現役です(※Windows 10 Technical Preview)」とは言ってみたものの,どの程度通用しているのか比較できないものかと思いまして,ベンチマークを測ってみることにしました.
Let’snote CF-S9のスペック
- CPU: Intel Core i7-640M(4M Cache, 2.80 GHz)
- Memory: Hyundai Electronics 4GB×2
- SSD: TOSHIBA 256GB
- OS: Windows 7 64bit
使用したソフトは,CrystalMark2004R3とPCMark 8です.
まずはCrystalMark2004R3の結果
次にPCMark 8の結果
と,ベンチマークソフトを走らせてはみましたが,他のPCと比較しないことにはどの程度の性能かわかりません.そこで,PC watchの西川和久の不定期コラムに掲載されたいくつかのPCと比較してみました.
比較したPCは以下の通り(リンクはPC watchの各記事)
- パナソニック「Let’snote MX4」:SXシリーズを見つけられなかったので
- パナソニック「Let’snote RZ4」:薄い!小さい!軽い!
- ドスパラ「GALLERIA QF970HE」:GeForce GTX 970Mを積んでる
- ASUS「X200MA」:3万円台のモバイルPC
CrystalMark2004R3のスコア
PCMark 8のスコア
X200MAのPCMark 8のスコアはありませんでした.
Let’snoteシリーズは,この数年で着実に進化しているようです.まぁ,最新のMX4は第5世代Intel Coreプロセッサで,方やCF-S9は第1世代のプロセッサですし.とはいえ,最新のCore Mプロセッサを積んだRZ4と同等の能力をもっているようですね.CF-S9は通常電力版のCPUで,RZ4は低消費電力のCPUですが・・・
ドスパラのGPU搭載ゲーミングノートにはさすがに敵いません.しかしながら,お安いモバイルノートよりは高い能力を持っていそうで安心しました.
ついでにSuperπも走らせてみました.
昔,Windows95搭載ノートPCで計算した時は,3355万桁に丸一日ほどかかりました.今や13分ちょっとで同じ計算ができるとは驚きです.