HARDROCK-50

ベランダホイップアンテナ+5Wの環境では,デジタルモードでも交信範囲に限度がありますので,リニアアンプを導入することにしました.既製品ではなかなかちょうどよいものがなく,見つけたものはアメリカの自作キットでした.

HobbyPCBで紹介されているHARDROCK-50です.Elecraftから出ているKXシリーズなどと組み合わせて使うことを念頭に置かれたキットのようです.YaesuのFT-817にも対応しています.5Wの入力で最大50Wの出力となります.ATUキットも一緒に購入しました.

組み立て説明書は英語ですが,丁寧に説明されていてキットとしては簡単な部類でしょうか.コイルの巻き方には気をつける必要がありますが.

保証認定を受け,電波を出せるようになりました.早速,流行りのFT8で交信を試み,ロシアや東南アジア,アメリカまで電波は届いているようです.

CometのUHV-6に追加エレメントを取り付けて,7 / 14 / 18 / 21 / 28 / 50 / 144 / 430MHzに出られるようになっていましたが,3.5MHzにも出られるようにすることにしました.以前より,アンテナの調整も含めて,調整や測定のための機器がほしいと思っていたのですが,高価なため二の足を踏んでいました.

おじさん工房のAPB-3あたりが良いかと思っていのですが,いつの間にか廃盤になっており残念に思っていました.ロシアでOSA103 Miniというボードを頒布している方がいました.先のキット然りで,日本語でしか調べないというのはいかに世界を狭くしているかと思い知らされます.

アンテナアナライザーの機能があり,曖昧にしていた7Mhz帯のエレメントと合わせて調整することにしました.

短縮ホイップなのでアンテナ単体ではバンド幅を稼げませんが,HARDROCK-50に内蔵したATUと組み合わせて,うまく同調できています.

またひとつ趣味の世界を深めることができました.

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