以前に自作したRyzenのPCですが,3年も使用しているとあちこちいじりたくなってきます.このPCを作ったときはコスパのコストを重視していたので,パーツをケチっていました.もとの構成は下記の通りで,今回はSSDを交換しました.
ケース:Fractal design Define R5
マザーボード:ASUS PRIME B350-PLUS
CPU:AMD RYZEN 7 1700 BOX
グラフィックボード:NE51060015F9-1061F
メモリ:W4U2400PS-8G×2
SSD:WD Green WDS240G1G0B
このSSDはM.2接続ですがSATAなので,速度は並です.当時はM.2のことをよく調べておらず,安いものを選んでしまったので,気づいていませんでした.
これでも十分早くて,起動は40秒くらいだし,通常使用では遅延を感じたことはありませんでした.M.2のNVMe SSDを使用した自作例をみると,数字上はかなりの速度が出ますが,体感上はそれほど変化がないという評判が多いようです.ASUS PRIME B350-PLUSはM.2 NVMeに対応しています.迷いましたが,NVMe SSDの価格が下がってきていることもあり,採用することにしました.
せっかくなのでHHDを整理したく,容量大きめなcrucial CT1000P1SSD8 1TBにしました(右上).SSDをクローンするのに外付けのSSDケース(左上)を用意します.もとのSSD(下)はWD製でした.ソフトはEaseUSのフリー版を使いました.
実は1ヶ月ほど前に購入していて1度試みていたのですが,SSDを差し替えたあとWindowsが起動せず,諦めていました.ログイン画面でループしてしまうのです.
ASUS PRIME B350-PLUSは購入時からなにもメンテナンスらしいことをしておらず,おそらくはBIOSかチップセットのドライバが古いんだろうなーと思っていましたが,セカンドチルドレンが爆誕したこともあって,なかなか時間が取れずに後回しになっていました.夜にこっそり作業です.
もとのBIOSはバージョン3407,最新版は5407でした.BIOSは不具合がなければ更新するようなものではないでしょうし,最悪PCが起動しなくなることもあるので,注意です.最近の高級マザーバードのように,バックアップや更新用のUSBポートがあるわけでもないので.
BIOSの更新にあわせて起動ロゴを変更できるようでしたので,NERVのマークにしました.
BIOSを更新すると,あっさり起動できるようになりました.やはりハードの問題だったか…
で,速度はというと,CrystalDiskMarkの結果はSEQで3-4倍の速度になりました.一方で,OSの起動速度はほぼ変わらず,体感速度はソフトウェアの起動がちょっとだけワンテンポ早くなったかな?という微妙な変化でした.
ちなみにCrystalDiskInfoはver 7台では認識せず,8台にアップデートしたら認識されました.発熱が結構あるようですが,ゲームの読み込みなどで負荷をかけてみても50℃前後で推移しているようです.ベンチマークのときには最大65℃まで上昇しました.持続しなければ許容範囲ですね.
換装が上手くいって何よりです.