以前からあたためていたことを始めています.天体観測に続いて,流星観測です.
流星電波観測では,アマチュア無線やFM放送,航空機の誘導用の電波などを使って流れ星に反射した電波を受信します.詳しくは下記
流星電波観測国際プロジェクト
https://www.amro-net.jp/
以前調べたときは(もう10年以上前ですが),電波観測用の受信機とパソコンで行っていましたが,今の主流は受信機にSDRを使う方法のようです.
家の片隅でこんな感じで始めてみたのですが,室内アンテナでは全然受信できませんでした.
長時間動かすことの実証試験にはなり,使用しているソフトウェアがWindows XPのころのものなので,最近のWindows OSでは定期的に動かなくなってしまうという問題点に気づきました.1日に1回ソフトが停止してしまうのはつらい...
アンテナについては,その後住処が変わったことから,Comet CA-52HBをベランダに設置しました.受信している周波数は福井県から送信されている53.755MHzで,それに合わせてエレメント長を調整しています.距離としては250km程度あるので,水平方向に設置しましたが,受信がいまいちだったので,天頂方向に設置しています.
ソフトウェアについては,UbuntuでWineを使って動かすことにしました.この組み合わせだと,今のところ1ヶ月程度ソフトが止まることなく観測を続けられています.
ぽつぽつとこんな感じで流星かな?という信号を受信できるようになってきました.アンテナの方向の問題か,ノイズの問題か,感度の問題か,いろいろと試行錯誤しています.