前回,Raspberry Pi Touchscreenを導入して時計を表示させるように設定しました.
使用しているボードはRaspberry pi 2 modelBです.
このラズパイ以外にも,室内の温湿度を記録し続けているRaspberry pi 1model B+がおりまして,これと機能を統合させることにしました.どうせ使用率も高くないですし,同時に別々に動かしている意味がない(*´∀`*)
まずは,温湿度の記録機能を移植します.
当時の記憶を思い出しつつ,工作の記録はEvernoteに残しているので読み返しつつ,なんとか機能を移植できました.SQLiteのコマンドとか自分で編集したPythonのプログラムとか,結構忘れていて時間がかかりましたがね!
ゆくゆくは,時計ボタンを押したら時計,室内環境を表示するボタンを押したら温湿度,天気予報を表示するボタンを押したら天気,と情報を表示するアプリの形にまとめたいなと構想しておりますが,先延ばしです.
機械学習の勉強したときのデータも移植しました.とはいえ,ただデータをコピーするだけでは面白くないので,Raspberry pi 2の実力を測ってやろうと,処理に時間のかかったプログラムは再実行してみることにしました.
ここでも久々の作業でいくつかつまずきました.解決に一番時間を要したのは
- mecab.soのPATHが通らず,php_mecabを読み込まない
前回もココでつまずいた気がするのに,詳細記録を残していないという失態.
上記ページを参考にして,Raspberry piのphp.iniの場所を探し,php_mecabインストール後に表示されるPATHを書き込むですのが,うまくいかない.
結局,ディレクトリを指定する末尾に”/”を付けていたことが原因であったようです.”/”を消したら上手く動きました./hoge/hoge/mecab/ではダメで,/hoge/hoge/mecabではOKでした.
そんなこんなで諸々インストール作業を終えて,プログラムを走らせてみたのですが.
Raspberry pi 1 modelB+ 2 modelB
code-5-2-3.php 38時間44分 38時間16分
code-5-2-4.php 5時間 7時間6分
と,CPUがクアッドになった新しいモデルと同等もしくはより時間が必要という結果になりました.
CPUの使用状況を見ていて思ったのは,使用率が25%までしか上昇せず,クアッドコアといえども単一の処理を行うのは1つのコアで実行しているのかな?ということ.4つのコアを上手く使うようなプログラムを作らないと,性能を最大限引き出すことはできないのでしょうか??
このあたりも今後の課題として,ひとまず現実逃避はこのくらいに.