先日,M.2のSSDをSATAからNVMeから変更したので,ベンチマークを取ってみました.ベンチマークソフトはPC Mark 10です.構成と結果は以下の通り
ケース:Fractal design Define R5
マザーボード:ASUS PRIME B350-PLUS
CPU:AMD RYZEN 7 1700 BOX
グラフィックボード:NE51060015F9-1061F
メモリ:W4U2400PS-8G×2
SSD:crucial CT1000P1SSD8 1TB
PCの性能は頭打ちになりつつあると言われていますが,この結果を受けて衝撃を受けました.このPCを組み上げた直後のベンチマークの結果が次の通りだったからです.
3年前に上位20%に入っていたPCが,LaptopのGaming PCと同等性能というのはちょっといただけないな,と思いまして,調べてみました.Ryzenの第1世代CPUは,シングルコア性能が低く,文書作業などの性能を測るPC Mark系のベンチマークソフトでは不利になりやすい.もともとシングルコア性能はIntelの方がよく,ベンチマークでは引けをとっていたRyzenですが,最新の第3世代では,アーキテクチャが新設計となり,シングルコア性能でもIntelに比肩するようになっている.そんな解説記事を読みまして,
CPUも更新することにしました.Ryzen 7 3700Xです.どうせ交換したところで体感性能は概ね変わらないんでしょうけどね.数字にされると気になってしまうわけです.
今回は,アメリカのAmazonで購入しています.パーツによってはその方が安く買えるんです.このCPUは,国内で買うよりも5000円ほど安く手に入れることができました.
SSDを交換したときにBIOSは更新していたので,おそらくそのまま取り付けるだけで問題ないだろうと思いまして,早速交換しました.ソケットに互換性があるのがAMDのいいところですね.
上位機種のCPUファンは評判いいので,そのまま使用することにしました.光らせる趣味はないので,LEDはOFFにしています.
起動は問題なく,さっそくベンチマークを行いました.構成は次のとおりになります.
ケース:Fractal design Define R5
マザーボード:ASUS PRIME B350-PLUS
CPU:AMD RYZEN 7 3700X
グラフィックボード:NE51060015F9-1061F
メモリ:W4U2400PS-8G×2
SSD:crucial CT1000P1SSD8 1TB
上位11%に入ることができました.B350の古いマザーボードで,メモリも2400MHzと遅いので,CPUの性能を生かしきれていないかもしれませんが,この結果ならひとまず満足です.パーツごとに交換できて,性能アップを図れるのが自作PCのいいところですね.次はメモリかな.